小諸発祥の桜

信濃病院でも桜が満開となりました。病院敷地内にはソメイヨシノ、八重桜、枝垂桜などの他、懐古園の名物として有名な小諸八重紅枝垂(こもろやえべにしだれ)の苗木など、様々な種類の桜が合計20本以上植わっています。

 小諸八重紅枝垂は、その名の通り、八重の花と濃い紅色が特徴の桜です。一時は懐古園に僅か3本の古木を残すのみでしたが、保存会の皆さんによる保護活動の結果、小諸市の各所でその姿を見ることが出来るようになりました。現在小諸市内では3千本以上が植えられており、保存会の会員になることで市外の方でもこの桜を購入することができます。

 病院にも3本の小諸八重紅枝垂が植わっています。まだまだ小さな木ですが、いずれは紫がかった美しい紅色の花を咲かせてくれることでしょう。