外来治療

外来治療の流れ

外来治療のみ

  • 最初の6カ月間は毎週受診。主として認知行動療法ワークブックを使用。回復計画を1カ月以内に策定
  • 回復状態に応じた最適頻度での受診

 

入院治療後の外来治療

  • 入院中に回復計画を策定
  • 回復状態に応じた最適頻度での受診

外来治療方針

個別回復計画 

  • 回復計画に基づいて外来治療を行います。
  • 回復計画には次のものを含みます。

・ビジョン・ステートメント

・目標設定

・目標達成計画

  • 計画→実施→評価→計画の修正の回復計画サイクルを回して行きます。

 

長期継続

  • アルコール依存症は慢性疾患ですから長期の通院治療が必要です。
  • 通常は3年間以上をかかります。

 

ブースターセッション

  • 回復の飛躍のために通常の外来セッション以外に実施します。
  • セッションの実施は状態、時期に応じて設定します。

 

家族同伴

  • 家族内に多様な問題が生じているのが普通です。
  • 家族の参加を基本とします。
  • 希望によりカップル療法、家族療法の形態を織り込んで実施します。